境界のトラブル!土地家屋調査士に相談を

photo credit: kevin dooley via photopin cc
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ある日、お隣から、
「境界にあった杭がわからなくなった。杭を抜いたのではないか。」
といってこられました。
でも、そのような杭があることは知りませんでしたし、境界の杭であれば抜くはずがありません。こんなときに誰に相談したらいいでしょうか。

境界のトラブルは、お隣同士の関係でもありますので、このようなことが起こるとお困りですね。

土地の境界についてお困りのことがあればお近くの土地家屋調査士に相談してみてください。

土地家屋調査士とはどんな仕事

土地家屋調査士の業務は、法律で次のように規定されています。

  • 不動産の表示に関する登記について必要な土地または家屋に関する調査、測量
  • 不動産の表示に関する登記の申請手続きについての代理
  • 筆界特定の手続についての代理
  • 土地の筆界が明らかでないことを原因とする民間紛争解決手続きについての代理

このような業務の性格上、土地の境界についての専門的な知識を持ち、問題の解決に当たることができます。

どのように調査するのか

例えば、次のように言い分が違っている場合にどのようにすればいいでしょうか。

まず、法務局の登記情報や地図、地積測量図、市役所などで境界についての資料を集めたうえで、現地をいろいろな観点から調査します。

それぞれの面積を求め、登記面積と比較します。
境界の長さを求め、資料と比較します。
周囲も調査し、判断の参考にします。
分筆など土地の成り立ちと現地の状況を比較します。

土地の面積の比較、土地の成り立ち、周りの状況などを検討して、境界としてどちらが確からしいかを判断します。

このように十分調査を尽くした上で、当事者に状況を説明することで、納得していただくことが可能になります。